私が学生の頃に習ったところでは、確か 103 番目の Lr(ローレンシウム)が最強だったと思ったのだけど、知らぬ間にその後 10 個も増えていたようでビックリだ!

ここで俺トリビア(世間的には常識なのかもしれぬが俺にとってはヘエヘエと阿呆みたいに唸るような糞些細な薀蓄のこと)。今のところは未発見なのだけど恐らくそのうちに見つかるさ、という元素には、元素番号に基づく仮名が付けられるらしい。例えば 106 番目の元素、こいつには Sg(シーボーギウム)という立派な名があるのだけど、ちゃんと発見されて確定されるまでは Unh(ウンニルヘキシウム)という強そうな名であった。つまり 1 を U、0 を n、6 を h としたわけで、そのまま 106 番と呼んでいるのと大差ないのだが、矢張りこれは、名がなくては元素も浮かばれまいという親心に因るものなのだろう。

理研内では、新元素を「ジャポニウム」と名づける案などが浮上しているが、理研の野依良治理事長は「100年前、日本人研究者が命名したニッポニウムという新元素が事実誤認で取り消された経緯もあり、新元素はリケニウムと名づけたい」と話している。

ジャポニウムのセンス不明さは思わず鼻汁が出る程であるが、理研から採ったと思われるリケニウムもかなりヤバイと思う。折角なのでハラキリウム(Hk)とかチョンマゲニウム(Tm)とかは如何でしょうか。って誰に聞いてるんだこいつ。